走水ビシアジ船で真鯛入れ食い @第八宏二郎丸

泣く子も黙る走水のビシアジ。今回も手巻きで修行してきました。本命は渋かったものの、思わぬ釣果に恵まれましたよ。
出船前の準備。
仕立てなので出船前ものんびり準備。前回の泳がせ船から導入したロッド、ダイワのネライX MH-210をセットアップします。
走水の港内は相変わらず大量の小アジ&サバ。イワシミンチを落とすと凄いことになります…サビキやったら軽く数百匹は釣れそうな勢い。釣り禁止ですが。

泳がせでワラサがヒット
船長は港を出て北上。前回向かった猿島方面ではなく、港からほど近い走水沖のポイントからスタート。

1流し目は空振り。船長は水深の違うラインを何度か流し変えてくれて、やや浅場で船中アジが釣れ始めました。
と、ここで船尾の方から歓声が。今日はワラサが回っているとのことで、アジを泳がせていた仲間にヒットしたようです。ヒラメ用の細仕掛け(4号ハリス)で慎重に浮かせたのは立派なワラサ!
この後も次々とワラサがヒットします。私ですか?アジが釣れません…(笑)
やはりコマセの釣りはトモ(船尾)側が有利。ミヨシ(船首)の私は厳しい状況が続きます。ボウズの文字がチラつく中、コッソリと小さなカサゴをキープしていきます…

ポイント移動、そして
アジが釣れないまま干潮の潮止まりを迎えてしました。船長はポイントをやや航路よりの沖に変えます。潮はかなり緩んでおり、80~100号錘でも釣りになりました。手巻きなので有り難いです。
※今回は仕立てなので良いですが、乗り合い船では指定の号数を使いましょう。150号とか、それくらいだと思います。

ここでも周囲ではアジが揚がりますが、私には釣れません…。しばらく我慢して、そろそろ上潮が動くかというタイミングで待望のアタリが来ました!
ホッとしたのも束の間。何やら引きが強い!?引き方はアジに近いですが、だとしたら相当な大物です。ゆっくり巻き上げましたが、途中の突っ込みに竿を伸されてブレイク。
船長からは「真鯛かもね」と言われ、すぐに仕掛けを貼り直して再開します。
真鯛入れ食い!
ドラグもユルユルにして絶対に獲ってやると意気込んでいると、再び同じようなアタリからの引き込み。2号ハリスを労り、優しく優しくファイトします。時折襲ってくる強烈な引き込みには、磯フカセの如く伸ばした腕と竿全体を使って大袈裟にいなします。
たっぷり時間を掛けて浮いてきたのは、船長の予言通り真鯛。大きくはありませんが、嬉しい一枚です。

その後は、船中でなぜか私にだけ真鯛が連発。短時間に7ヒット、取り込めたのが5枚。サイズは500〜1,200グラム。大逆転です!

同行者にもヒットはあったようですが、全てラインブレイクしたとのこと。やはり小さくてもマダイ、ビシを背負ったアジ用の細仕掛けでは難易度が高いのです。

最後はタチウオ調査
最後にテンヤでタチウオを狙いましたが全くアタリ無し。ワラサが多く廻っている状況ですから、タチウオも深場に隠れているようですね。船中まったりモードで猿島沖を探索してタイムアップ。大満足です。

あれ!?本命のアジ釣ってないような(笑)
ダイワのネライX。同行者も同じ番手を使用していましたが、汎用性のある高コスパロッドですね。
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