真鶴沖泳がせハタ&ヒラメ @石川丸

職場の仲間がセッティングしてくれた釣り企画。今回は泳がせでのハタ&ヒラメです。泳がせは人生二度目です。まあアカハタ位は簡単に釣れるでしょうという気軽な気持ちで参加したところ、限界ギリギリの戦いになってしまいました(汗)
真鶴港は石川丸より出船
今回の出船は真鶴港。近場ですので、早めに出発して近くでエギングでも…ともくろみました。が、ちょうど東名集中工事のタイミングもあり高速道路がとんでもない渋滞。

東京ICから乗り、程なくしてビタ止まり。横浜町田まで2時間以上、厚木まで3時間以上の表示が出ます。1時間程掛けて横浜青葉まで進んだところで堪らず下道へ。これが正解で246はスイスイ進みます。ところどころ渋滞していたものの、厚木まで246で走り、そこから小田原厚木道路へ。
この時点でエギングはあきらめ…途中のコンビニで食料を買い込んでから真鶴港へ入ります。(車を停める場所に迷いましたが、とりあえず邪魔にならなそうなところで仮眠。集合時間に船長の案内で船近くに駐車しました。)
サクッと準備をして出船です。
ポイントは三ツ石周辺
港を出た船は、磯釣りで有名な赤壁沖を通過して三ツ石の手前でストップ。岸からも届くエリアですが、どうやらこの周辺がメインポイントのようです。

この辺りは岸からもアカハタが釣れる岩礁帯のポイント。船長の合図で各自第一投目です。
- ロッド:DAIWA ネライX MH-210
- リール:ソルティガBJ200SH (汗)
- ライン:PE2号
- 仕掛け:DAIWAのヒラメ用仕掛け
- 錘:40号~60号
元気いっぱいのイワシですが、魚からのコンタクトはほとんど無く渋い状況です。ようやく釣れたと思ったらなぜベラ。そういえばベラって意外と獰猛で、ワームなんかにもガンガン当たってくるんですよね。

その後船中1匹だけアカハタが出ましたが、沈黙の時間が続きます。しばらくすると船長は船を三ツ石の南側に移動させました。ここで先ほどアカハタを釣った同行者がオオモンハタをゲット。一気に船上のボルテージが上がります。
探索の旅へ
その後私にも船中2本目のアカハタがヒット。

時合いかと集中しますが、再び海は沈黙します。
ここで船長はやや南下したポイントへ移動。ここも岸近くですがどうやら砂地なのか根掛かりはほとんどありません。潮も止まってしまったようで、元気なのはエソ様だけ。しばし厳しい時間が続き、堪らず朝一の三ツ石北側のポイントに戻りました。
ポイント移動後も厳しい時間が続きますが、不意に私の竿に激しい当たりが来ました。わかりやすい引きで浮上してきたのはイナダです。

残り時間わずかとなったところで、船長より少し沖に出るとのアナウンスがありました。
逆転ホームラン!
真鶴沖の定置網のやや沖エリア。水深は約70メートル。ヒラメ狙いとのことですが、タックルはそのままで狙います。
このポイントでもアタリは渋く、残り時間も無い状況に船中お葬式ムードが漂います。イワシも70メートル下で活きを感じられないので、ルアーのように竿でアクションを付けてあげました。
ロッドをスーっと煽ってゆ~っくり下げる。下げるときゆっくり下すのは、上げのアクションに反応したターゲットを焦らせるイメージです。
何度目かのアクションで、竿先を下げ切った瞬間に引っ手繰るようなアタリが来ました。先ほどまで相手にしていたベラとかエソとは明らかに異質な引き。青物でもなく、本命ヒラメかなと慎重なファイトで浮上したのはなんとマハタ!

同行者がタモ入れしてくれて船上に引き上げられます。デカくはないけれど、狙いが的中して「釣った」感のある価値ある魚。月並みですがめっちゃ嬉しかったです。
そしてそのままタイムアップ。5人のアングラーがいて、本命キャッチできたのは2名だけと厳しい釣行でした。次に泳がせやるとしたら飯岡~鹿島方面にしようと固く誓い、港内の施設で観光地価格のランチを食べて帰りました。

ネライXは汎用性の高い船竿でした。