神津島の祇苗で渡船からジギング

神津島の祇苗で渡船からジギング

これも7~8年程前の昔話ですが、神津島への磯釣行時に船長にお願いして渡船からのジギングをやらしてもらいました。ほんの一時間程ですが、スレていない青物が入れ食い。神津のポテンシャルを感じました。

※あくまで船長の好意でトライさせてもらったものです。ムリに船長にお願いすることは止めましょう。

フカセ釣りの前にジギングやってみる?

いつも利用している神津島の渡船屋船長から、祇苗周辺で青物が回っているとの情報がありました。釣友と「船から狙ってみたい」と意見が一致し、船長にお願いして渡礁前に少しだけジギングをやらしてもらうことになりました。

祇苗周辺は、普段磯から釣りをしている際にも釣船を見かけることはほとんどないエリアです。それゆえ情報は少ないのですが、その分夢は膨らみます。これも釣りの醍醐味ですね。

まずは磯師が渡礁

スムーズに段取りは完了し、下田から渡船に乗り込みます。行きの道中は「ヒラマサに効くアクション」「カンパチに効くアクション」の話で盛り上がりましたが、下田港を出船すると直ぐに眠りに落ちます。

そして神津島に到着して船のエンジンがスローダウンすると自然に目が覚めます。離島釣行のあるあるですね。

渡船にジギングロッドを積み込みます

我々以外にもお客さんが乗船しているので、まずは渡礁のお手伝いです。最後に仲間の磯師を平段カドに渡礁させた後、いよいよ「じゃあルアー準備して」のアナウンス。臨戦態勢を取ります。

いきなりの洗礼

ポイントは平段近くの根周り。平段からでも狙えそうな距離です。早速ジグを投下して着底後直ぐに「ヒラマサに効く」一定リズムのワンピッチジャークを開始…のハズが数シャクリで何者かにひったくられました。

一旦中層まで浮かせたのですが、何度も突っ込み最後は船底にPEラインが擦れるというミスを犯してラインブレイクしてしまいました。

ヒラマサをゲット

切られたのはメインのPE4号のタックル。サブタックルはPE2号というライトシステムでしたが、時間も限られているためサブタックルで釣りを継続しました。

先ほどと同じコースを船で流すと再びヒット。難なくワラサを釣ることが出来ました。

最初の獲物はワラサ

※この流しではジギング初心者の釣友も、ヒレナガカンパチを釣り上げ喜んでいました。

更に次の流しも同じコースに入り、三度ヒット。先ほどのワラサよりも強い引きで、首振りの感触から本命ヒラマサを確信します。PE2号で騙し騙し浮かせたのはやはりヒラマサでした。

良い景色です

普段からジギングでヒラマサを狙っていますが、こんなに簡単に釣れたことは無いです。やはりスレていないポイントは最高ですね。

その後はいつもの磯釣り

結局同じ根を4回流して3ヒット。十分に満足したため磯に上がります。平段1番に渡礁し、まずまずの釣りが出来ました。

良い潮が入りました
干潮時に平段カドの釣友を偵察
45cm前後の尾長が連発。キープは、ほどほどに。

青物とのファイト後なので妙に磯竿が軽く感じましたが、それでも尾長グレの引きは強烈ですね。船からの青物よりもスリリングです。

この釣行以降、この海域での船からのジギングはやっておりませんので最近の状況は分かりませんが、時期になると大いに期待できるかと思います。祇苗の磯から届く範囲に魚は回遊しますので、また機を見て狙ってみます。

次は磯から獲りたいですね。