ソルティガC75MHSインプレッション

キハダマグロのキャスティングゲーム用に購入したダイワのソルティガC75MHSのインプレです。7.5ftという中途半端なレングスですが使用感は上々で、オーバーハンドでもアンダーハンドでもキャスト可能な優秀なロッドです。

なぜ7.5ftなのか?
ソルティガC75MHSより前から使用しているキャスティングロッドとしては、スミスのオフショアスティックGTK70SJHと、リップルフィッシャーのAquila(アクイラ)826TUNAがあります。前者は胴の間からのアンダーハンドキャスト用、後者はミヨシ(お立ち台)からのキャスト用に購入しました。
一方、波崎の信栄丸や飯岡の幸丸など釣り座ローテーションの無い船を利用する際には、ミヨシに乗れる確率が低くなります。8.2ftのロッドを準備しても使用しない場合が多いのです。所持しているリールの台数にも限りがあるため、「ミヨシでも胴の間でもキャストできる」ロッドが欲しくなり、各メーカーのHPから候補を絞り込み、ソルティガC75MHSにたどり着いた次第です。
胴の間での取り回しは?
私の身長は172センチで、特段リーチが長いわけではありません。日本人の標準体型です。そんな私が胴の間からアンダーハンドキャストしたところ、ソルティガC75MHSは全く問題なくキャストできました。
バット部もちょうど良い長さで、小型のシンキングペンシル等の軽いルアーが非常に投げやすく、20センチクラスの大型プラグでも海面を叩くこと無くキャスト可能です。よほど喫水の低い船でない限りは問題ないと思われます。
※当然ですが、8ftクラスのロッドでのアンダーハンドキャストは厳しいです。
ミヨシでのキャストは?
オーバーヘッドキャストが可能な場合は、やはり8フィート以上のロッドの方が飛距離は出ます。 波崎の信栄丸や飯岡の幸丸などはミヨシでもアンダーハンドキャストのルールのため、むしろ短いロッドで「シュピ!」っと投げる方が楽に感じます。
とはいえ、ミヨシは海面からの高さがあるためロッドアクションの付けやすさという意味では長いロッドの方が扱いやすいです。一長一短ですね。

PEは4号がジャストサイズ
ロッドには「PE4~5号対応」と印字されておりますが、胴の間からのキャストを考えると細い方が有利。私は基本的にPE4号を使用しています。
とはいえ、PE5号でも十分扱えると思います。軽いルアーは厳しくなるかもしれませんが、40グラム以上のシンキングペンシルや、中型以上のプラグ類であれば気持ちよくキャスト出来ました。
バットガイドのサイズがやや大きめですので、ラインの放出がスムーズなのだと思われます。。

キハダのパワーに耐えられるのか?
まだこのロッドでキハダを掛けていないので何とも言えませんが、ダイワHPで20キロクラスのマグロ用と謳っておりますので関東近海での一般的なサイズのキハダであれば問題ないと思われます。磯釣りの経験で、ダイワロッドの「粘り」が素晴らしいことを体感しておりますので。キハダが釣れ次第インプレッションを追記します。
※PE8号以上の超ヘビーシステムで狙う大型マグロには厳しいと思います。
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