2019年4月の東京湾タチウオジギング(撃沈) @渡辺釣船店

例年、東京湾のタチウオジギングは3~4月はオフシーズンなのですが、2019年は少なからず模様があるようで狙って出船している船もあります。最盛期ほど数は釣れていませんが、この厳しい時期に挑戦できる貴重な機会なので私も狙ってみました。
当日の天気は雨風強く厳しい状況
A.M.4:30に新山下の渡辺釣船店に到着。駐車場にはアジ狙いのお客様が一人だけ。5時頃ゲートが解放されますが、この時点でタチウオ狙いは私だけです。雨予報のためか、土曜日にも関わらずほとんど釣り人が居ません。

釣り座は右舷のミヨシ下を選択。波が高いことが予想されたので、ミヨシ(お立ち台)はパスしました。

A.M.7:00。少し小ぶりになった雨の中、アングラー8名で出船です。
第二海堡から探索開始
最初のポイントは第二海堡周り。タチウオシーズン初期の鉄板ポイントですが、当日は反応が薄くなかなか船が止まりません。

少しだけ狙ったものの厳しい状況。船長はすぐに見切りを付け、久里浜沖に移動します。
久里浜沖で型見る
移動先の久里浜沖は水深80メートル前後。ゆっくりと上げ潮が上がれています。底から20メートルの間で反応が出ているようで、船長は細かく水深をアナウンスしてくれます。「底から15メートル位に反応出てるから20メートル位は巻いてみて。」「今底付近に反応出てるよ。」
そんな中、船中ポツリポツリとタチウオが上がり始めました。どれも指2本半程度の細いサイズですが、釣れないよりは良いです。頻繁にジグチェンジを繰り返していた私にも待望のヒットがありましたが、サバでした。

剣崎沖のディープへ
久里浜沖でしばらく粘り、再度大きく移動します。舳先は東京湾口を向いているので予感はしましたが、到着したポイントはやはりディープ。ほぼ東京湾の出口にあたる剣崎沖です。沖の瀬の船団(マダイorイカ狙い?)も見えます。
水深は150メートル前後。タチウオ狙いではMAXに近い水深です。潮はあまり流れていない時間帯なので150グラムのジグでOKでした。私はブランカで狙い、直ぐに細いタチウオが釣れました。

その後はアタリが少なく、厳しい状況。各地を転戦する中、良いアタリを捉えて完璧なフッキング。上がってきたのはスルメイカでした。

一旦サバ狙いで第二海堡へ
厳しい状況が続きますが、ここで一旦第二海堡へ戻りサバを狙います。入れ食いです。私はボトム付近を細かく攻めてヒラメ、マゴチ、スミイカを狙いましたが不発でした。
なお、この時期になると赤クラゲが多いですね。各ポイントでクラゲが浮遊しており、素手で触りたくない赤クラゲもよく絡みついてきました。

本牧沖の浅場でついに良型が
サバをひとしきり釣った後、船長はラスト一時間を本牧沖の浅場に賭けました。水深40メートル前後のポイントでしばらく狙うと、艫のアングラーに良型がヒットしました。その後も数本の良型が取りこまれ、期待が高まりますが直ぐにタイムアップとなりました。
私の釣果は指2.5本サイズが1本のみです。しかし今回は単独釣行だったこともあり、自分の引き出しを出しつくしました。その上での撃沈です。非常に悔しいのですが、新たな発見もありました。まだまだ発表できるほどの確信はないのですが、今後の釣行で検証してみたいと思います。
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