バスタックルでタチウオジギング

結論からいうと、バスタックル(ベイトタックル)でのタチウオジギングは可能です。
※トップ画像はデストロイヤーにオシアジガーという奇妙な組み合わせ。
船からのタチウオジギングは、よっぽど厳しい日に当たらない限り釣れます。ボウズを食らうことは非常に稀です。今でこそ専用のタックルを複数使い分けている私ですが、初めてのタチウオジギングはバスロッドでした。
リールは海水OKのベイトリールが必要
リールに関しては海水使用可能であれば使えます。欲を言えば、丸型の剛性の高いリールが良いです。ただし、バス用のリールはジギング用と比べてハンドル及びノブのサイズが小さいため、少し手への負担が大きいです。私は初めはカルカッタ200番を使用していましたが、タチウオを数釣ると手が疲れました。
夢屋のパワーバランスハンドルを装着することで快適な仕様になりましたが、無くても大丈夫です。
ロッドはミディアムクラスで
釣りをする海域によって使用するジグの重量が異なるので一概には言えませんが、ミディアムクラスのロッドが使いやすいです。私は色々なバスロッドを使った結果、デストロイヤーF4-64TXが上手くハマり長い期間使用しておりました。
5本指クラスのタチウオがヒットすると「デストロイヤーブチ曲がり!」を楽しめます。
ジグの重量は、駿河湾の由比~沼津では60~120グラム、東京湾では120~160グラムを使用することが多いです。バスロッドのルアー重量表記はそれよりも小さいかと思いますが、キャストするわけではないので問題ありません。
なお、PEラインを使用するため、硬度の高いSiCリングのガイドが搭載されているロッドがおススメです。
グリップの長さについて
通常、船からのジギングでは竿尻を脇に挟んでジャークするため、ジギングロッドのグリップは長くなっています。それに対してバスロッドの多くは、グリップが短いため竿尻を脇に挟むことができません。
そのため、バスロッドでタチウオジギングを行う際には竿尻を肘に当ててジャークすることになります。脇挟みよりも竿の可動域が広くなり強いアクションを入力できる半面、腕の筋肉に対する負荷は高くなります。慣れてくると緩和されますが、初めての場合は飛ばしすぎないように注意が必要です。
世界が広がります
タチウオジギングは釣果が得やすく、ゲーム性も非常に高いためバスアングラーにこそお勧めのターゲットです。バスフィッシングに応用できる「気づき」もたくさん発見できます。たまには趣向を変えて海でもいかがでしょうか。
(私はハマりました。)
タチウオにちょうど良いサイズのクーラーボックス
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