2019年11月の御前崎初めてのタイラバ釣行 @華丸

2019年11月の御前崎初めてのタイラバ釣行 @華丸

これまで何度もお誘いを受けていたタイラバの聖地、御前崎に挑戦してきました。これまでジギングの合間にアカハタ等の根魚を釣ったことはありますが、本格的なタイラバは初挑戦。天気予報が外れ強風が吹き荒れる状況で、結果から言うと厳しい釣行になってしまいました。

御前崎港へ

今回の出船場所は御前崎港です。東京ICからだと2時間半程度の距離ですが、東名集中工事の影響もあり交通量多め。そこで前日夜に現地到着して、出船時間の6時まで仮眠を取ります。

前日入りしました

集合場所に到着すると誰もおらず、不安を感じますがとりあえず仮眠を取ります。エンジンを切ると非常に寒い。この時期になると毛布は必需品ですね。

5:30の集合時間になると同船者らしき車が集まってきました。釣友も到着します。しかし時折車を揺らす程の強風が吹き、目の前の海を見ると港内ながら波立っています。出船できるのかも怪しい状況です。

そこに船長が登場。挨拶をすると、普段の出船場所は風表で船が付けづらいため市場前からの乗船に変更とのこと。そちらに移動して乗船しました。

華丸

釣り座

釣り座は早いもん勝ちではないようです。私たちは左舷3~7番目に固まりました。華丸は風を左舷側面に受けて流すドテラ流しスタイルのため、アングラー全員が左舷に入ります。結構な密度での釣りになりましたが、不思議とオマツリ等のトラブルは少なかったです。

ロッドホルダー多め

船上には十分な数のロッドホルダーがありました。ルアー系の釣船であれば、ロッドホルダーの数は船長のやる気と比例します。華丸は移動中などにタイラバをキープするためのホルダーまで装着されており、船長の気合が伝わります。

タックルは鏡牙

今回のタックルはタチウオジギングを流用。ロッドは鏡牙AIR63B-2TG(スリルゲーム)にリールは鏡牙ゴメクサスハンドル仕様。0.8号のPEでタチウオジギングタックルそのままです。リーダーのみ4号のフロロに変更しました。

釣り座のセッティングが完了すると出船です。

大荒れの中のタイラバ

当日はナライ(北東)の強風。御前崎港を出てすぐに船を大きく揺らす大波に襲われました。船室に入りましたが、大きな揺れでおっちゃんがブッ飛んでくるので気が抜けません。。。

中々の時化

ポイントに到着するころには若干何名か顔色が悪くなっています。私もやや厳しい状況でしたが、何とか釣りを開始しました。スタートは120グラムの誘導タイプのヘッドに、事前に良いと聞いていた紅牙中井チューンのネクタイです。

切り札中井チューンを開始から投入

水深30メートル少々の海底に着底させて10メートルほど巻き巻き。釣友のレクチャーを受けましたが、想像していたよりもやや早めのリーリングです。一定速度で巻き続けることが重要なんだとか。巻き終わったら再度フリーで着底。この繰り返しでマダイを誘います。

ロッドの向きはラインに対してやや下向き

ドテラで流していますが、強風のため船の速度はやや早め。着底を取り直す毎にリールから出るラインが伸びます。200メートル以上ラインが放出されたら一旦回収して仕切り直しという流れです。

そうこうしていると周りでメイチダイ等のゲストが当りだしました。横目で見ると緑のタイラバにヒットしているようなので、ネクタイを緑系に変更したところ私にもヒットしました。

メイチダイ

着底後の2巻き位でアタリが出て、直ぐに向こう合わせでヒットしたのはメイチダイでした。美味しいゲストです。その次に釣れたのはサバフグ。

サバフグ

ただ、その後は記憶がありません。。。サバフグが数匹釣れたような気がしますが。。。非常に厳しい釣況の中、船長も大きくポイントを移動してくれましたが船中数枚のマダイを追加するに留まったようです。

ラスト1時間で私は数年ぶりの船酔いでダウン。初めてのタイラバは厳しい修行となりました。