極鋭ゲーム82インプレッション

極鋭ゲーム82インプレッション

船からの釣りはルアーフィッシングがメインの私ですが、ダイワ最高峰の船竿である極鋭を持っています。対象魚別に特化したアイテムが多い船竿の中から選んだのは「極鋭ゲーム82 H-157 AGS」。以前は餌釣りもジギング用ロッドでこなしていたのですが、極鋭の戦闘力を目の当たりにし、購入に至りました。

ガイドが多い

ジギングロッドと比較してですが、非常にガイドの数が多いことに驚きます。特に穂先のメタルトップ部分には非常に細かい間隔でガイドが装着されています。

穂先
ガイドの数の多いこと

トップガイド以外は全てカーボン素材のAGSガイド。ロッドを手に取るとまずは軽さに驚かされますが、実釣時には更に軽く感じます。やや短いレングス(全長)という要因もありますが、軽量なAGSガイドの恩恵も大きいのでしょう。ロッドを水平に構えた状態で先重りがしないので軽快な操作ができます。

AGSガイド
AGSガイド

なおトップガイドは通常の金属ガイドです。スイベル等の巻き込み過ぎによる破損を考慮してのことだと思われます。恐らく、AGSガイドは耐久性に若干の弱さがあるのでしょう。とはいえ今のところ私の極鋭に破損はありません。大事に使います。

感度抜群

先ほど述べたガイド数やメタルトップ(金属穂先)の効果か、極鋭は感度が素晴らしいです。特に船釣りでは必須である「錘を背負った状態」の目感度、手感度共に最高峰だと思われます。

錘を背負った状態

船釣りにはアマダイやアジなど錘を海底に付けずに中層でアタリを待つ釣りは多くありますが、錘の負荷に負けて穂先が完全に下を向いてしまうと感度は低くなります。極鋭ゲーム82の場合は、多少重い錘を使用しても穂先が完全に下を向くことなく、程良い余裕を残します。結果、小さなアタリでも穂先が振動するのだと思います。

リールシートの質感

釣果には影響は無いと思いますが、購入してから気が付いた点としてリールシートの質感が素晴らしいことがあります。「ツルツル」と「サラサラ」の中間と言える感触です。外観は独特のフォルムにマットブルーの配色。質感と相まって高級感を感じます。

リールシートの質感が素晴らしい

しかしこのトリガーに合うリールを私は所持していません。スパルタンRT-TWだとチグハグな感じ。もちろん実釣性能は十分ですが。。。

幅広く対応できる1本

極鋭ゲーム82 157-Hですが、適合錘(80号以下)であれば近海のほとんどの船釣りに利用できると思います。特に錘を海底から浮かす釣り。タチウオやアマダイ、LTイカ、etc。やや短いレングスのため、コマセを振る釣りにはやや不向きですがやれないことも無いと思います。LTアジ程度なら余裕です。

全く取れなかったヒラメの前アタリが極鋭に変えた途端に取れるようになるなど、ハッキリと体感できる差があります。もちろん感度が鈍くても魚は釣れますが、1本持っておくと様々な釣りに使えるのである意味(状況に応じてロッドを使い分ける)ジギングロッドよりコスパは良いかもしれませんね。

極鋭ゲーム、おススメです。