膨張式ライフジャケットの畳みかた

膨張式ライフジャケットの畳みかた

少し前のことになりますが、腰巻タイプのライフジャケットを浴室で暴発させてしまいました。メーカー修理が必要かと思い職場近くの釣り具屋に持ち込むと、ボンベ交換をすれば大丈夫とのことで、とてもリーズナブルに修理をすることができました。

サンスイ渋谷店 Part1

職場から近いこともあり、まずはサンスイ渋谷店にて店員さんに相談しました。手際良くライフジャケットを開き、中を確認して、以下の回答を頂きました。

「装置は問題ないのでTYPE-Aのボンベを取りかえるだけで修理完了ですが、今ちょうど在庫がありません。(店に有った別のボンベを見せながら)こちらのタイプのボンベでも恐らく動作しますが、万が一に、膨張装置の針がボンベを捉えられないといった可能性が無いわけではありません。」

命を預けるライフジャケットですから、万が一も考えられないので、お礼を述べて他店を回ることにしました。店員さんは手際よくライフジャケットを折りたたみ、返してくれました。

上州屋渋谷店

続いて、すぐ近くの上州屋渋谷店へ。4階で軽く店内を探すと、TYPE-Aのボンベがあることを確認しました。近くの店員さんにライフジャケットを見せて、ボンベが欲しい旨を伝えると…

「ああ、メーカー修理になりますね。」

「マジですか?」「はい」…!?ビックリしましたが、受け答えもサンスイの店員さんの方があきらかにしっかりしており、どちらを信じるかといわれるとサンスイさんと感じました。(サンスイの店員さんは超インストラクター級です。商品は上州屋の方が安いですが。)

釈然としないため、修理には出さずに店を出ました。

上州屋渋谷東口店

次に、当時開店したばかりの渋谷東口店へ。地下の店内を探すと、やはりTYPE-Aのボンベがあることを確認しました。こちらも近くの店員さんに相談すると「調べてまいりますので少々お待ちください。」と一旦ライフジャケットを預けました。しばらくすると、「お客様、こちらボンベの交換のみで問題ありません。」とのこと。TYPE-Aのボンベを購入し、ダメ元で取り付けまでお願いしたところ、二つ返事で承諾して頂けました。

気持ちの良い対応に気を良くして、店を物色しながら待っていましたが、なかなかライフジャケットが帰ってきません。。。レジを覗いてみると、先ほどの店員さんが物凄く頑張ってライフジャケットと格闘しています。時折誰かと電話て確認しながら30分程格闘した後、返してくれました。

※誠実に対応頂けたので全く不満はありません。むしろ好印象です。

自分で畳んでみる

そんなこんなを思い出し、自動膨張ライフジャケットを自分で開いてみました。中を確認すると、畳み方の図解が記載されておりました。これなら誰でも畳めますね。

説明書通りに、両端から畳んでいきます。

最後に、オレンジ色のベルトで纏めて、外装を被せます。

とても簡単です。

修理に出すとかなりの金額を請求される自動膨張ライフジャケットですが、意外にボンベ交換のみで対応できる場合は多いです。カートリッジ(水感知センサー)が使用済みの場合でも、ボンベとセットで交換キットとして販売されている場合がほとんどですので、交換キットの説明手順に従って交換するだけです。

注意点としては、お手持ちのライフジャケットに合ったボンベを選んでください。ライフジャケットを開くと、記載があるはずです。また、この手の作業に全く自身のない方は、釣り具屋さんでやってもらいましょう。命を預けるライフジャケットですから、常に完璧な状態にしておきたいですね。

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