太刀魚の小骨は焼いた後に抜く

太刀魚の小骨は焼いた後に抜く

太刀魚の塩焼き、美味いですよね。

しかし、太刀魚には大量の小骨が入っており、知らずに食べると口の中が修羅場になります。料理の前に骨を抜く方法もありますが、意外と難しく失敗した場合にリカバリーが効きません。もっと簡単な方法がありますので、紹介します。

ブツ切りにした太刀魚を塩焼きにする

太刀魚は、魚焼き器がなくてもフライパンで美味しく焼けます。ブツ切りにした太刀魚に塩をして、フライパンで蓋をして焼くだけです。もちろん魚焼き網や、魚焼き器があると、より本格的な焼魚を楽しむことができます。

さて、調理の時点ではまだ骨は取らなくても問題ありません。

背中側の小骨を外す

太刀魚の背中側の小骨は、背びれと繋がっています。太刀魚が焼きあがったら、背びれの付け根部分(以下の赤線)の身を軽く箸で崩し、崩した部分に箸をそっと入れて、外側に引き出します。

なお、この付け根部分(エンガワ部分)を崩すことがとても重要ですので、必ず実施しください。慎重にやれば一発で背びれ側の骨を全て外すことができます。

腹側の小骨を外す

タチウオの腹側の小骨について説明をしていない記事も多くありますが、これは決して無視できるものではありません。凶悪です。背側の小骨と同様に、必ず外しましょう。

腹側の小骨は肛門から尻尾にかけて埋まっています。背中側と同じく、箸で崩して引き出すことで外すことができます。ただし腹側の小骨は短く、背側よりも慎重に外す必要があることに注意してください。

また、どうしても若干の身が小骨と一緒に外れてしまいます。

ここの2か所の小骨を外せば、あとは問題なく食べることができます。

焼く前に包丁で切り込みを入れておくとより綺麗に

なお、焼く前に包丁で切り込みを入れておくとより綺麗に小骨を外すことができます。エンガワから小骨に沿って、少しだけ包丁を入れるイメージです。ひと手間かかりますが、綺麗に食べるためにはこの方法が良いと思います。お試しあれ。

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