マリアージュフレールとTWG tea 素人が高級紅茶を飲み比べてみた

マリアージュフレールとTWG tea 素人が高級紅茶を飲み比べてみた

高級紅茶と聞いて、私が想起するのはTWG teaとマリアージュフレールです。有名でよね。これまでは「知っている」だけでしたが、大人の男として何事も経験すべしと思い、それぞれの看板商品を購入して飲んでみました。

私は紅茶のプロではないので稚拙な食レポしかできませんが、ギフトとしての用途が多い高級紅茶を、素人が飲んだらどう感じるのか、といった視点で記事を読んでいただけると幸いです。

なお私は最近、取引先への手土産でよくTWG teaを利用しています。

TWG tea 1837 BLACK TEA

読み方が分からないという方も多いようですが、「ティーダブリュージー ティー」ですね。高級紅茶として超有名なブランド。Amazonでも買えるけど、折角なので自由が丘のブティックを訪問しました。

ここが日本の第一号店舗だそうですが、自由が丘というチョイスが既にラグジュアリーです。カフェも兼ねた店舗に入ると、茶葉がずらり。撮影NGとのこと。店員さんに質問をすると詳しく説明してくれます。TWG teaの看板商品であるブラックティー(1837 BLACK TEA)を含むアソートのティーバッグ(Moon & Sky Tea Selection)を購入しました。

帰宅後、さっそく開封します。15袋入りにしては大きめの外装箱です。ネットショッピング全盛の現代、外装箱は小さいほどコスト低減(送料、倉庫保管料)になりますが、ラグジュアリーブランドにとっては、そんなの関係ないって感じですね。

開封すると、ゴールドでゴージャスな内張に、個包装されたティーバッグが15袋。紅茶を毎日飲むわけではない私としては、個包装という点がポイント高いです。これも金かかってますね。

小袋を開封すると、早くもフルーティな香りが!ティーバッグの素材は高級紅茶としては当然のコットン100%。ひとつひとつ、手縫いで作られているそうです。

普段はドリップコーヒーばかりを嗜む私は、ティーカップなど持っていなかったのでマグカップにティーバッグを入れて熱湯を掛けます。すっごい香りです。。数分待つと「ブラックティー」と言うだけあって、濃いお茶が抽出できました。

「香りを飲む」とはこのことか。。少し冷ましてから一口飲むと、これまで飲んできた紅茶は何だったんだというほどに膨らむ香り。喉を通っていく時まで香りを感じます。amazing!これが高級紅茶か。程よく「重さ」のようなもの(語彙力…)もあるため、ストレートで十分に楽しめました。砂糖とか入れてもいいけど、個人的にはそのままストレートで飲むのが良かったです。

ただ、一袋換算すると後で紹介するマリアージュフレールよりも高い、結構なお値段になるので。。日常的に飲み続けると結構な出費になりそうです。なおギフト用途ではこれ以上はない紅茶だと思いました。

マリアージュフレール マルコ・ポーロ

TWG teaで衝撃を受け、ライバル?のマリアージュフレールを飲んでみたくなりました。ライバルといっても、歴史や伝統はマリアージュフレールのほうが圧倒的に長いですね。

こちらは渋谷ヒカリエに店舗があるとのことで、そちらに向かいました。商業施設内の店舗ですが、周りの店と比べてもラグジュアリーな雰囲気があり、入店に少しだけ躊躇いました。私のような庶民にとっての高級店あるあるです。

事前にマルコポーロという看板商品をリサーチしていたので、そちらを手に取りました。店員さんがお勧めする「マルコポーロ ルージュ」と迷いましたが、初めてなのでまずは伝統的な看板商品である無印のマルコポーロを購入しました。

自宅用なのに、ギフトラッピングしてもらっちゃいました。店員さんありがとうございます。

帰宅してすぐに開封。コンパクトで高級感があってお洒落でラグジュアリーな外箱を開くと、甘い香りが一気に広がります。一箱の内容量は30個。詰め方には、やや乱雑さを感じます。。

※個包装されていないので、すぐに飲み切らない場合はジップロック的な密封できる袋などで保存したほうがよさそうですね。(ジップロックだと一気に高級感がなくなりますが。。)

ティーバッグの素材は、当然のコットン。さっそく新調したルピシアのティーポットでマルコポーロを抽出します。既定の5分が経ち濃いオレンジ色に染まった紅茶が完成でしました。

飲んでみると、強い甘い香りの割に味自体は「お茶(語彙力…)」といった感じです。バニラっぽい香りで評判が分かれるとも聞きましたが、私は好きです。最後にちょっとだけ渋みも感じました。少し抽出ミスったかな?とも思いましたが、この渋みも嫌いじゃないです。

ギフト用としては、コンパクトかつ高級感のある外装が高ポイントですね。ただ、個包装されていないティーバッグが30袋入っているので、贈り先の家族構成やライフスタイルを考えて選んだほうがよさそうです。

で、結局どっちが良いの?

どっちも美味しいです。(笑)

強いて言うならば、ギフト用途ということであれば、個包装されているTWG teaのティーバッグ(アソート)が喜ばれると思います。

好みの話をすると人それぞれですが、どちらも嫌いな方は居られないのではないでしょうか。開封した時に広がる香りは、間違いなく幸せな時間を与えてくれます。