2021年3月石廊崎沖磯釣行~大根小島
南伊豆、石廊崎沖磯。良い磯がたくさんありますが、その中でも沖の丸島と並んぶ特急磯か大根小島です。大根と呼ばれる大きな島の離れ磯で、不思議といつも魚影濃く、いい釣りをさせてくれます。
初釣りは石廊崎へ
釣友と年末以来の釣り。久しぶりどころか、3月にして初釣りです。もはや最終コーナーを周った寒グレシーズンですが、我らが宮島丸は2番船まで出す程の繁盛っぷり。
いつものようにテキパキと荷物を積み込み出船。私達は予約が早かったので、トップバッターで大根小島に渡礁することができました。
今回のタックルは、いつもと違いクチブト狙いのライトタックル。21波濤1.5号に、2号ナイロンを巻いた19セルテートLT3000番をセットします。
中木向かいの地方寄りに釣り座を取ると、予報通りのナライの強風が大根を回り込んで背後から吹き付けます。潮は緩く中木方面へ。まずは何時ものG2ウキで流しますが、風に煽られて浮き先行の良くない形。ガン玉を追加して調整しやると、幸先よく30クラスのクチブト。さすが大根小島!
その後潮が緩くなるとアタリは途絶え厳しい状況に。HRFタックルに持ち替え、アカハタ狙いに切り替えました。
アカハタ入れ食い
1/2オンスのテキサスリグを大根小島から中木方面へロングキャスト!風に乗り恐ろしく飛びます。キャタリナTWのブレーキもほぼゼロでぶっ飛び、超気持ちいい!
強風もあり感度が悪い状況ですが、丁寧に探ってくると足元でアタリ。小さなアカハタが釣れました。これはリリース。再度ロングキャストで探ると、またまた足元でアタリ!今度はギリギリのキープサイズです。
その後も大根小島の周囲を広範囲に探りますが、ヒットするのは決まって足元。カサゴ混じりで入れ食いです。アカハタは2枚だけキープしました。
※ワームで探ってわかったのは、まず大根小島周辺の水深の深さ。大根小島から海底に向けては急激に落ち込んでいますが、その落ち込みには大小様々な起伏や張り出しがあり、おそらく魚はその周囲に付いているのでしょう。
宮島丸特性の磯弁と後半戦
アカハタに夢中になっていると、船長からの弁当の配達です。
止まっていた潮が動き始めます。今度は中木方面からの当て潮が大根小島に当たり、足元から左手(沖側)に流れていきます。こうなると左手に立つ釣友の独壇場。40クラスを次々と仕留めます。私は、手前の根に仕掛けを取られてタイムロス…焦ります。
完全にパターンにハマった釣友のアドバイスを参考に、私も当て潮の中から良型を掛けますが、先程の根掛りのダメージか、数回目のツッコミで痛恨の高切れ。…焦ります。
その後反応が消え、再び沈黙の海になります。
磯上がりまで1時間、ふと地方方面を見るといい潮目。強風で波立つ海面ですが、違和感を感じ観察していると、突如湧きグレが発生しました。釣友と共に狙いますが、やはり中々食わない湧きグレ。しかし仕掛けを直撃しても、コマセを直撃しても、一向に沈む事なく、至近距離で湧き続けます。
その中から釣友が40クラスを引き出しました。私も数回エサを取られた後に上手く掛けることができました。船宿計測で39.7センチの良型です(笑)
結局その一枚で時間切れ、お片付けをしてお迎えの船を待ちましたが、湧きグレはその後もずっと湧いていました。これから産卵でしょうか。持ち帰ったグレは大きな白子を持っていましたよ。
来年も期待できそうですね。
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