2019年5月の石廊崎沖磯釣行~小赤島(撃沈)

2019年のGWは10連休。天気にも恵まれ各釣り場は釣り人で賑わったようですね。伊豆半島各地の渡船も稼ぎ時です。グレのシーズンとしては産卵が終了して微妙な時期ですが、磯に立ちたい思いが募り、釣友と出撃してきました。
心配していた渋滞は解消
連休の後半ということで各道路の渋滞が予想されたため、東京をいつもより1時間早く出発しましたが、都内の下道含め全く渋滞はしておらず余裕を持って港に到着することが出来ました。
※なお帰りは東伊豆経由で帰宅しましたが、各所でマイペースな乗用車により流れが滞ってはいたものの、予測していたよりも遥かに早く帰宅することが出来ました。東名高速上り線の渋滞も、大和トンネル付近のみで普段の週末と変わりませんでした。
凪良く一級磯に渡礁
少し肌寒い朝。日が昇ると気温は上昇する予報ですが、朝一はネックウォーマーで防寒しました。レインウェアの下にポロシャツのみでは少々寒かったです。

定刻となりベタ凪の海に出船した宮島丸は、真っ直ぐ沖へ。そして幸運なアングラーを沖の丸島(沖丸)に渡礁させました。

その後も一級磯に次々と磯師を渡礁させます。私たちは小赤島(こあかじま)に渡礁することが出来ました。

まずはお土産狙い
釣友2人は沖側の左右に分かれて入ります。私はまずは地方向き(中木向き)に入り、エギングです。冬に来た時よりも海藻が増えており、アオリイカの期待が膨らみます。

早速の1投目、丁寧に探った後ピックアップしたエギを水面から抜いた瞬間「バシャッ」っと空中で魚がバイトしてきました。そのままエギを水中に落とすと、ヒラスズキらしき魚がエギを「ジィー」と見ています。
数秒のお見合いの後、ヒラスズキはUターンして去っていきました。残念!
しばしエギングをするも反応が無いため、船マダイ釣りに使用するテンヤにワームを付けてアカハタを狙いました。

この仕掛けで小赤島の周りを探っていきますがアタリは無く、根がかりでテンヤを2個ロストしたため終了としました。なお回収したテンヤを触ると非常に冷たかったため、底潮が冷えていることが予想されました。
フカセ釣り開始するも状況悪く
私がお土産釣りにいそしんでいる間、釣友2人はフカセに専念ですが状況は良くないようです。この時点でコッパ2枚とアイゴのみとのこと。
私もフカセを開始しますが、コマセにも魚が浮いてくる気配は無く、餌すら取られない時間が続きます。食い渋っているというよりは、魚が居ないと思わせるような状況。遥か沖のカツオ島との間の潮目には、湧きグレらしきモヤが見えていました。
潮は朝一に満潮を迎え、昼前まで下げです。午後の上げの潮変わりに期待しながらお弁当を食べます。

午後になり潮が変わった?
お弁当を食べ終わり、釣りを再開します。潮は右に行ったり、左に行ったり、フラフラと落ち着きません。それでも先端カツオ向きの釣り座で辛抱強くコマセを撒き続け、仕掛けをウキごと沈めて深棚を探ります。
磯際も積極的に狙い、普段めったにしない根がかりによるロストも2回発生させてしまいました。沖向き先端から巻きこんでくる潮が仕掛けを磯際に押し付けてくるため、集中力が途切れると直ぐに根がかりする状況です。
そんな中、フラフラと定まらない潮が上手く沖に払いだす瞬間、深棚でようやく魚信を捕らえました。

さらに次のキャストでも同様のアタリを取ることができましたが、その後はまた潮向きが変わり沈黙。そのまま終了時間となりました。
3人の釣果は?
今回の釣行では、全員でグレは3枚。コッパサイズが2枚と、35センチ程の尾長が1枚という貧果でした。産卵後で食い気が無いのか、潮を嫌って魚が移動したのか?個人的には後者だと予測しておりますが、実際のところは魚に効いてみないと分かりませんね。
これから夏にかけての季節はグレよりもアカハタ等のロックフィッシュ、アオリイカ、青物が面白くなってきます。磯竿を置いて、ルアーで狙ってみても面白そうですね。
ZEEK尾長2は最高の針だと思います。